前回に続き、PDFJについて。
今回は、テキストの色指定と表示位置指定を行います。
色指定
テキストスタイルオブジェクトを作成するTStyleサブルーチンには、「color」のような文字色指定の引数が存在せず、数時間試行錯誤しました。。。
「shapestyle」を使って文字色を図形スタイルオブジェクトとして扱うことで解決できました。
図形スタイルオブジェクトは、SStyleサブルーチンで作成します。
my $textStyle = TStyle( font => $font, fontsize => $fontsize, shapestyle => SStyle(fillcolor => $color), );
位置指定
表示位置は、showメソッドでxy座標とalignを指定します。
座標の指定方法はPDFJの仕様に以下の記載があります。
表示位置の座標は、ページの左下隅が原点(0,0)となり、X座標は右へ、Y座標は上へ向かって増加する。単位はポイントである。
もう一つ、align指定があります。
横位置
l … オブジェクトの左端を$xにあわせる
c … オブジェクトの中央を$xにあわせる
r … オブジェクトの右端を$xにあわせる
縦位置
t … オブジェクトの上端を$yにあわせる
m … オブジェクトの中央を$yにあわせる
b … オブジェクトの下端を$yにあわせる
これでテキストの表示はできるようになりました。
次は、画像の挿入をします。
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