熊野古道・熊野三山が持つその神秘的なイメージ、日本人なら一度は行っておかねば、と思っていました。ちょうどいいタイミングで時間が取れて、かつ、チケットが取れたのでラッキーでした。
熊野古道は和歌山県を中心に広範に渡っています。また、熊野三山はいずれも和歌山県にありますが、三重県に近い側の和歌山県です。和歌山県は広いです。
東京から和歌山へのアクセスですが、今回は飛行機(JAL)で南紀白浜空港へ向かいます。もちろんマイル利用です。
まずは羽田空港。地方空港便だからか、ボーディングブリッジではなく、ゲートからバスで移動し、タラップ車で搭乗です。バス移動は地上から多くの飛行機を見られるので、飛行機好きにとっては素晴らしい時間です。
南紀白浜空港の着陸直前。海が綺麗です。
南紀白浜空港に到着。
大門坂
大門坂の入り口。『世界遺産』と書いた石碑があると思わず写真撮ってしまいますねw
熊野古道の一部です。石畳で階段状になっているので歩きやすいです。
登ってきた道を撮影。いやー、気持ちがいいです。
1000年以上も前からこの道を多くの人が通っているかと思うと、悠久の時を感じます。日本人で良かったと思う瞬間です。感動です。
駐車場からはおよそ40分くらいで大門坂を抜けました。平坦な場所は少なく、全体的に登り基調ですが、ちょっとした運動という感じです。
次の目的地である熊野那智大社を目指します。が、大門坂を抜けてからもさらに坂や階段を登りますw
熊野那智大社
ようやく熊野那智大社の入り口に到着。しかし鳥居の向こうは階段w
鳥居の横に『世界遺産』と書いた石碑。やはり写真撮ってしまうw
結構階段を登り、ようやく熊野那智大社に到着です。
熊野那智大社です。いやー、良いですね。ここまでかなり登ってきたので感動が増幅されてますw
青岸渡寺
そして『世界遺産』と書いた石碑を撮影w
青岸渡寺から見える那智の滝。この景色を見に来ました。ずっと見ていたくなるほど本当に感動的な景色です。
ここから那智の滝に向かいます。
先ほど見えた三重塔の手前から1枚。いやー、絵になります。
那智の滝
那智の滝の入り口。当然ですが信仰の対象になっているので鳥居があります。
そして『世界遺産』の石碑を忘れずに撮影w
滝の下から。落差日本一ということもあって壮観です。
お寺の人いわく、前日雨だったこともありこの日は流量が多いということでした。ラッキーででした。青岸渡寺からは歩いて20分ほどでした。
次は熊野本宮大社へ向かいます。
熊野本宮大社
那智の滝からは車で1時間半くらいでしょうか。入り口の鳥居は厳かな雰囲気です。
神門。この先がいよいよ神殿です。
神殿は、熊野那智大社や熊野速玉大社とはまた違った雰囲気、より幻想的で、心が清められるというか、それはもう神聖な気持ちになれました。
なお、神殿は撮影禁止ということで写真ありません。視覚情報を思う存分脳に焼き付けました。
神倉神社
熊野速玉大社近くにある神社です。こちらが入り口の鳥居。ガイドブックによると、ここから538段の石段を登っていきます。そして石段は結構急でした。
到着です。岩が今にも落ちてきそうで不思議な景観。信仰の対象になるのもうなずけます。
これで旅の目的、熊野古道と熊野三山は終了。いずれも素晴らしかったです。感動です。日本人なら一度は行っておきたい、おすすめです。
ここから、熊野古道以外で行った観光地を紹介していきます。
円月島
白浜にある景勝地です。
フィッシャーマンズワーフ
白浜にあります。ガイドブックを見るにサンフランシスコのフィッシャーマンズワーフを彷彿とさせる感じでしたが、、、それと比べるとだいぶ小さかったです。
本州最南端
串本にある潮岬は本州最南端です。大学時代に練習で何度も来たので懐かしかったです。
田原海水浴場
新宮から串本の帰路、車で走っていたらキレイな海岸が見えたので寄ってみました。日差しと海、それだけで気分は最高。
京都大学白浜水族館
25年ぶりくらいでしょうか。いやー、こんな感じだったなぁと、本当に懐かしかった。
食事
和歌山南部といえばなんと言っても海の幸。和歌山ならではの海産物を中心に食べてきました。
勝浦漁港 にぎわい市場
オーガニックスパイスカレーをいただきました。また、くじら竜田揚げとまぐろコロッケも食べました。朝から食べ過ぎた感じです。
にぎわい市場は複数のお店が入っていてフードコート的な感じです。食事以外にも土産物を売っているお店もありました。朝イチで行きましたが、人はそれなりにいました。お寿司や海鮮丼のお店が人気でした。
番屋
フィッシャーマンズワーフの2Fにある海鮮レストラン。クエを食べました。
空海
串本にあるレストラン。マグロカツをいただきました。超絶おいしかったです。
めはり寿司
熊野地方の郷土料理。素朴な味でおいしかったです。
おまけ 白浜海の家 (京都大学の合宿所)
この道の先が大学時代に毎年お世話になっていた合宿所。相変わらず雑な砂利道で全然変わってないですねw
そんな感じで帰路につきます。帰京日の前日夜から当日朝にかけて台風で大荒れの天気、飛行機も飛ぶかどうか心配でしたが、午前中に通り過ぎたようでホッとしました。
旅情報 (備忘録)
大門坂・熊野那智大社・那智の滝へのアクセス
大門坂手前に無料の駐車場があります。ここに車をとめて大門坂を登りました。
大門坂→熊野那智大社→青岸渡寺→那智の滝、という順番で進み、那智の滝からは、バスで大門坂駐車場まで戻りました。那智の滝から大門坂駐車場へは徒歩だと約30分かかるそうで(土産物店の情報)、バス利用がおすすめです。実際、バスに乗っていた人のほとんどが大門坂駐車場で降りていきました。
バスの本数は多くありませんので、事前に時間を調べておくことをおすすめします。
神倉神社周辺の道路
Google Map ナビを使うと、熊野速玉大社からありえないほど狭い道を案内されましたw ただ、それ以外も周辺の道はいずれも狭く、運転には気をつけた方が良いです。
南紀白浜空港
初めて利用しました。かなり小さな空港で、ラウンジはなく、搭乗手続き後に休めるのは2Fのレストラン1つのみでした。土産物店も少ないです。
復路はかなり早めに空港に着いたのでレストランに入れましたが、もう少し遅かったら入れなかったかと。保安検査通過後の待合室もイスが少なく、立っている人がそれなりにいました。
なお、現在ターミナルビルの増築工事をしているようで、完成すればゆっくりできる場所が増えるかもしれませんね。
フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山串本
『フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクト』というプロジェクトで道の駅に隣接したホテルの展開を進めているそうです。SPG (Starwood Preferred Guest) 会員としてはポイントも貯まりますし使わない手はないですね。
1Fはこんな感じ
レストランや大浴場は無いですが、徒歩圏内に食事できるところもいくつかあり、車でちょっと走ればコンビニやスーパーもあります。コンセプトは悪くないと思いました。
1Fでコーヒーが飲み放題だったのがとてもありがたかったです。
また、コインランドリーが地味にありがたかったです。観光でかなり汗をかいて多めに着替えたので。
オープンしたばかりということもあってとてもキレイでしたし、スタッフの方もとても親切でした。