感じる


私は、時間さえあれば外に行くようにしています。


営業に行くこともありますが、知人や友人に会ったり、意味もなく渋谷109に行ってみたり、そういう何気ない日常の中から世の中のトレンドを肌で感じることが大事だと思っているからです。




以前にパッケージの立ち上げをやったことがあります。


「便利で良いモノを作りたい」という強い信念から、調査機関によるリサーチ結果や各種データを論理的に分析することに主眼を置いてしまい、顧客企業の経営者には一定の評価はされたものの、現場の担当者が本当に必要としている機能を作りきれず、思い描いていたビジネス展開ができませんでした。




良い機能を作るために頭を使うことは重要です。


しかし、いくらオフィスの中で悩んでも、また、ネットで検索しても答えが出るわけはなく、もっと外に目を向けて広い視野でビジネスを作っていかなければならないと痛感しました。




会社にとって重要なことはノウハウや高い技術だと信じていますが、それをどう使うのか、また、今後どういう技術が求められているのか、それは自分で「感じる」しか方法がないと思います。